
目次
中国輸入でFBAに納品する際の(4つのパターン)
初心者の方にとって、FBA納品とは、何だか面倒臭そう、、、何を用意するんだろう、最初は戸惑うものだと思います。
KENGOも最初は、本当に面倒だなと、、、、と思ったものでしたが、慣れたら簡単です。外注化もしやすい部分になります。
FBAとは、(Fulfillment by Amazon)とは、Amazonの倉庫に商品を納品しておくことで、Amazonが注文管理、配送、顧客対応を代行してくれるサービスのことです。
中国輸入のケースでお話すると、3つのパターンが考えられます。
・自分でAmazonの倉庫に送る(自分でやる場合はお金がかかりません)
・事務所からAmazonの倉庫に送る(完全にスタッフにまかせて外注化)
・中国から直送する(スピード感が違いますし、国内配送料「Amazonまでの納品代金がなくなります」)
・日本の代行業者を使う(多少お金はかかっても、スペースがない場合も有効ですね)
の4つの方法があります。
それぞれのFBA納品方法について詳しく見ていきましょう。
自分でAmazonに納品する
Amazonの倉庫に送る場合、以下の手順になります。
- 商品ラベル印刷
- 商品ラベル貼り付け
- 商品の梱包(必要に応じて)
- 梱包
- 発送
慣れないうちは作業も大変ですが、ある程度慣れてきたら、そんなに時間はかかりません。しかし数が多いとそれなりのまとまった時間を取られてしまいますし、商品の置き場に困ることもあります。
自分でAmazonの倉庫に送る事の最大のメリットはお金がかからない事ですが、FBA納品に慣れてきて、物量も増えてきたら、なるべく早い段階で絶対に外注化しておきたい業務になります。
まずは自分で慣れて、作業の流れを掴んだら、外注化に取り組みましょう!
事務所からAmazonの倉庫に送る(完全にスタッフにまかせて外注化)
このスタイルが一番のオススメになります。後述する中国から直送する方法は、確かに早いし、国内の納品代金も節約できるのはいいのですが、商品の内容によると思います。
KENGOが推奨している「究極のセット販売」は、セット組みの内容によっては、すべて中国側で完結させるのは難しいと考えています。もちろん代行会社のスタッフスキル(責任感)のレベルが高い場合は、それなりに上手くいくかもしれませんが、2重検品を最低でもしたいので、よっぽどクオリティーの安定した商品でもない限り、中国側と日本側で検品したいところです。
それにコストがかかったとしても、Amazonや楽天で悪い評価もらうよりは、よっぽどマシです。
KENGOが扱ってる鉄系の工具類などは、(錆び)問題が、中々大変です。というのも、中国側で問題なくても、船便で長い間コンテナで保管されてる最中に、サビが浮き出てきて、Amazonに納品する頃は、サビだらけ!なんてことも過去にありました。
そんな理由から一番安心なのは、日本で状態を再度確認して、錆止めスプレーを塗布して納品がいちばん安心です。
ですので、よっぽど品質の安定してる商品以外は、一度日本で確認することをオススメします。
事務所にスタッフさんがいれば、完全に外注化ができます。
中国からのFBAへの直送
中国の代行業者も、FBAへの直納対応してくれるところが増えました。またパートナーに商品ラベルの貼り付けや梱包を行なってもらい、Amazonの倉庫へ直送してもらう事も出来ます。
中国からAmazonの倉庫へ直接送る事で、メリットとしては、配送時間の短縮や、FBA国内納品代金の削減などが見込めますが、デメリットとして、不良品などへの対応がなされず、そのまま納品されてしまうことがあげられます。やはり海外発送なので、どんなに良い梱包をしていても、破損などのトラブル発生は避けられません。
またよほど中国スタッフに責任感がないと、同梱ミスみたいなこともあると思います。その辺りをトータルで考えて判断すると良いでしょう。
日本の代行業者を使う
日本の代行業者の倉庫に商品を届けて、Amazonの倉庫へ送ってもらう事で、自宅に商品を届ける事なく、FBA納品が出来ます。保管スペースがない場合などは重宝しますし、中国側でまかせるより、破損の心配も軽減しますし、やはり日本基準になりますので、作業も丁寧な業者が多いです。中国輸入の納品代行を行なっている国内の業者はたくさんあります。条件がぴったりの代行業者を試してみてください。
FBA納品の手順
- Amazonから出荷に変更
- 納品プランを作成します
- 梱包タイプの設定
- 個数を入力
- 商品ラベルのダウンロード
- 納品先の承認
- 発送準備
- 出荷済みとしてチェックします
STEP1 Amazonから出荷に変更
Amazonトップページ左上の「在庫」から「在庫管理」へと進みます。そして、各商品の右側にある「詳細の編集」→「Amazonから出荷」を選択します。これで、その商品がFBA納品できる状態になります。
STEP2 納品プランを作成します
納品したい商品カタログにチェックマークを入れると、左上上部タブより、在庫商品を納品/補充するを選択できるようになります。
3商品選択したので、以下のように表示されます
3件の出品に対し、在庫商品を納品/補充するを選択しました。続行しますか?→「はい、続けます。」を選択します。
STEP3 梱包タイプの設定
「梱包タイプ」より、「個別の商品」か「メーカー梱包」を選びます。
「個別の商品」は、ダンボールが複数の種類の商品から成る時に、「メーカー梱包」は、ダンボールに1つの種類の商品しか入っていない時に選択します。
基本的には、”個別の商品”を選択で問題ないです。 輸送箱が、メーカー梱包(ダンボールの梱包自体をメーカーが行っており、メーカー外箱に包 装された単一商品が梱包されている状態を示す)の場合のみ、”メーカー梱包”を選択するこ とで一部の情報入力を簡素化することができるようになります。
STEP4 個数を入力
数量を入力します。商品を追加したい場合は、右上の「商品を追加」ボタンから行えます。問題がないようでしたら、続けるボタンを押します。
STEP5 商品ラベルのダウンロード
商品ラベルPDFをダウンロードしてから、続けるに進みます。
今回は9枚分のラベルのみ印刷されて出てきました。下記の商品ラベルを印刷し、シールを各商品に貼り付けていきます。商品ラベルは、表面のどこに貼ってもいいですが、Amazonのものでないバーコードが既についている商品については、そのバーコードが隠れるようにラベルを貼り付ける必要があります。
FBA納品シールを購入します
【Amazon.co.jp限定】の納品シールがたくさんAmazonで販売されています。お好きなところから購入して下さい。
STEP6 納品先の承認
納品先を確認して、問題がなければ「承認して次へ」を押してください。以前は納品先を指定すれば、固定出来ていた時期もあったのですが、今はAmazon側で、在庫のバランスなどを鑑みて、その時点で最適な拠点を提案されます。ただし、こちら側としては、何でそんな遠方の納品先・・・?と思うこともありますが、システムで決まるので仕方ありません。しっかりと納品先は確認しましょう!
問題がなければ、そのまま納品作業を続けるボタンを押して下さい。
フルフィルメントセンター カテゴリー/サイズ別納品先&(FC)の住所
フルフィルメントセンターへの納品は、カテゴリーとサイズによって変わってきます。
商品タイプ | 発送元の住所 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
すべての地域(日本国外を含む) | ||||||
ファッション以外(小型/標準サイズ) | 小田原(FSZ1) | 堺(KIX1) | 鳥栖(HSG1) | 市川(NRT1) | 多治見(NGO2) | |
八王子(HND8) | 茨城(KIX3) | 川崎(HND9) | 川口(TYO1) | |||
ファッション以外(大型) | 川島(HND3) | 大東(KIX2) | 鳥栖(HSG1) | 高槻(TPF3) | 印西(TPF6) | 八千代(NRT2) |
ファッション(すべてのサイズ) | 川越(NRT5) | 藤井寺(KIX4) |
名称 | コード名 | 住所 | 安全ルール |
---|---|---|---|
Amazon川越FC | NRT5 | 〒350-1182 埼玉県川越市南台1-10-15 | NRT5 |
Amazon川島FC | HND3 | 〒350-0195 埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-1 2F | HND3 |
Amazon堺FC | KIX1 | 〒590-8589 大阪府堺市堺区築港八幡町138-7 | KIX1 |
Amazon大東FC | KIX2 | 〒574-8531 大阪府大東市緑が丘2-1-1 | KIX2 |
Amazon鳥栖FC | HSG1 | 〒841-8505 佐賀県鳥栖市弥生が丘3-1-3 | HSG1 |
Amazon小田原FC | FSZ1 | 〒250-8560 神奈川県小田原市扇町4-5-1 | FSZ1 |
Amazon市川FC | NRT1 | 〒272-0193 千葉県市川市塩浜2-13-1 | NRT1 |
Amazon八千代FC | NRT2 | 〒276-8525 千葉県八千代市上高野2036 | NRT2 |
Amazon多治見FC | NGO2 | 〒507-8585 岐阜県多治見市旭ヶ丘10-6 | NGO2 |
Amazon藤井寺FC | KIX4 | 〒583-8533 大阪府藤井寺市津堂4-435 | KIX4 |
Amazon八王子FC | HND8 | 〒192-8560 東京都八王子市石川町2970-3 | HND8 |
Amazon高槻FC | TPF3 | 〒569-8570 大阪府高槻市芝生町1-52-2 Amazon TPF3 | – |
Amazon印西FC | TPF6 | 〒270-1389 千葉県印西市松崎台2-4-1 Amazon TPF6 | – |
Amazon茨木FC | KIX3 | 〒567-8507 大阪府茨木市松下町2-1 Amazon KIX3 | KIX3 |
Amazon川崎FC | HND9 | 〒213-8517 神奈川県川崎市高津区北見方3-14-1 Amazon HND9 | HND9 |
Amazon川口FC | TYO1 | 〒332-8503 埼玉県川口市領家5-14-35 Amazon TYO1 | TYO1 |
STEP7 発送準備
配送業者の選択
配送業者を選択します。自分で配送業者と契約している場合、他の配送業者から、自分が使用する配送業者を選択します。配送業者と契約していない場合、FBAパートナーキャリアを使うことで通常の条件よりかは安く発送することができます。
ここでは例として、プルダウンから「ヤマト運輸」を選択します。
どのように梱包されますか?という問いですが、恐らく一度に出す量としては、「異なる商品が輸送箱に混在(15箱)以下」のケースは、1箱だけ送りたい場合の輸送箱数【1個】を選択する時が多いのではないかと思います。状況にあわせて選んで下さい。
輸送箱
今回の例では「異なる商品が輸送箱に混在(15箱以下)に該当するので選択します。「輸送箱の数」、「輸送箱の重量」、「輸送箱の寸法」などを記入します。
配送ラベル
「配送ラベルを印刷」から配送ラベルをダウンロードします。
1箱15kgを超える場合は、以下のような重量超過シールを貼り付ける必要があります。
1箱15kgを超える場合は、以下のような重量超過シールを貼り付ける必要があります。ダンボールの上面と側面に1まいずつ貼り付けるようにしてください。
STEP8 出荷済みとしてチェックします
出荷済みとしてチェックを、押したら納品作業は終了です。